CHIHIRO  ITO(伊藤千尋)


札幌市出身。北海道教育大学芸術文化課程音楽コース卒業。

同大学大学院に進学中に、ノルウェーのグリーグ音楽院へ2年間留学し、ピアノや室内楽を学ぶ。毎年夏にスタヴァンゲルで開催される音楽祭や地方公演にも招聘され、世界各国の優秀な若手演奏家や指導者らと多数のコンサートを行った。

グリーグ音楽院にてインターナショナルディプロマを取得後に帰国し、北海道教育大学大学院修士課程を修了。

これまでに渡辺郁子、熊谷玲子、中村隆夫、二宮英美歌、樋口英子、Jan Hovden、Jiri Hlinkaに師事。

カワイピアノコンクール全国大会金賞、教育連盟ピアノオーディション全国大会入賞(最優秀生としてヴィレム・ブロンズ氏の公開レッスン受講生に選出)など、幼少の頃より日本国内のピアノコンクールにおいて入賞を重ねる。

これまでに北海道教育大学卒業演奏会、キタラバースデイ、札幌市役所ロビーコンサート、三岸幸太郎美術館ミニリサイタル、JRタワーそらのコンサート、西区文化フェスタオープニングイベント、など多数のコンサートに出演。

また、ソリストとして札幌交響楽団、北海道教育大オーケストラ、西区オーケストラと共演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番、第2番を演奏した。

現在は合唱の伴奏者やオペラのピアニストとしても活動の場を広げている。

北海道二期会、オペラファクトリー北海道、北海道教育大オペラ、マリボール国立歌劇場の公演においてモーツアルト作曲「フィガロの結婚」、ビゼー作曲「カルメン」、などの練習ピアニスト、およびチェンバリストを務めた。

室内楽にも精力的に力を入れており、2018年には丸山滋氏とピアノデュオOp.1を結成し、札幌コンサートホールキタラにて初のデュオリサイタルを行い、好評を博した。

また、札幌市内の中学校や高等学校の合唱部の伴奏者として学生の頃から約15年間携わっており

それらの学校とともに、NHK全国学校音楽コンクールや全日本合唱コンクールにおいて全国大会のステージを多数経験してきた。

その他、クラリネットの大久保陽子(2019年よりパリに留学中)、チェロの山田慶一とのトリオ「Les Trois Soleils(レ・トロワ・ソレイユ)」や、

狩原枝里子との「おしゃべりクラシック」を結成し

室内楽曲やオーケストラ楽曲の編曲作品などを交えたコンサートを行っている。

ソロ、伴奏を合わせて札幌市内、および全道各地にて毎年年間80本以上のコンサートで(曲数にして300曲以上の作品)を演奏している。

また近年は自身の演奏のみならず、後進の指導にも力を注いでおり、札幌市内にて個人レッスンを行なっている。